構造体ー1 接合金具工法
耐震性に優れ、確実に接合ができる「接合金具工法」
在来軸組工法(注1)の弱点を補うために開発された「接合金具工法」は、木材の欠損部を極力減らし、「継手」や「仕口」部分を金具で接合・緊結することで、高い精度と安全性を実現しました。
接合に用いる金具類
ドリフトピンでの接合は、打ち込み不足や打ち忘れがなく、確実に接合強度が確保でき、安全な建物に出来上がります。
在来工法と接合金具工法との比較
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■在来工法の接合部
継手と仕口で接合するため<柱の切欠け部分が大きい>
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■接合金具を使った接合部
ボルトとピンで接合するため柱にはボルト穴のみ<柱の切欠けが少ない>
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注1)在来軸組工法・・・・・木造住宅の一般的な工法で、柱と梁、筋交い(すじかい)を用いて組立てる工法。接合部分は継手(つぎて)と仕口(しぐち)にて繋ぐ方法。